こんにちは。白田亜悠です。
気仙沼に越してきて、今年で6年目になり、足掛け5年ほど構想を練ったり、
少しずつ準備を進めてきた自宅の建設がいよいよスタートします。
自分用の記録としてブログを始めますが、HP内のブログとして
デザインの話なんかも少しずつ載せていきたいなと思っています。

さて、3月15日に地鎮祭を執り行いました。
ここから着工し、家が建て始まります。
3月の吉日を選び、家族みんなが参加してくれて
おまけに朝まで小雨が降っていたのが、地鎮祭を執り行う時間には雨が上がり、
まさに「雨降って 地固まる」
大変縁起の良い状態で始まりました。
地鎮祭の中心となる祝詞(のりと)は、難しい言葉で分からなかったところもありますが、
内容に感動しありがたい気持ちになりました。
私が覚えているところの内容はだいたいこうです。
『今日というよき日に、斉藤啓志郎がこの土地に住むことを決めて家を建てます。
施工者の方がすごい匠の技で丈夫な家を建てます。
この家に風や、雨や、どんな災害も起こらず幸せに暮らせますように。』
祝詞の後は、神主さんが土地を榊の枝でお祓いをして、白い小さな紙吹雪を撒いてくれました。これは切麻散米(きりぬささんまい)というそうです。


神様のお供え物。
海のもの、山のもの、果物、お酒、お米などを準備しました。

神様に榊の枝を捧げて、ニ礼二拍手一礼。

地鎮祭には、私たち夫婦の他にも、家族みんなが参加してくれて
賑やかであたたかい地鎮祭となりました。(10人!)
気仙沼に来て、嬉しいことも大変なことも
たくさんあって
そのたびに、家族と一緒に喜んで、支えられて、励まされて今日があるなぁと感じます。
もう何が起こってもおかしくないこの世の中で、
せめて家族にはいつでも帰って来られる、安心できる場所を作りたい。
友達や大切なお客様が来てくれたら、楽しい時間を過ごせる家にしたい。
家族の喜ぶ顔を見ながら、改めて強く思いました。